まわる恵比寿様?1100年の時代を見守る足立総鎮守【千住神社】をご紹介します!
2024年1月29日
今回は【足立総鎮守の千住神社】をご紹介します!
千住神社とは
京成本線「千住大橋」駅徒歩7分、JR常磐線・東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス「北千住」駅より徒歩15分の場所にある「千住神社」。
千住神社とは平安期に創建された稲荷神社と、鎌倉期に創建された氷川神社が合祀された区内唯一の旧郷社です。
なんと歴史にして約1100年の長きにわたり、足立総鎮守としてこの地を守り続けています。
境内について
恵比寿天
千住神社の大きな特徴といえば、千寿七福神のひとつである恵比寿天の願掛け方法です。
今回はその方法をご紹介します。
願掛け方法
①実際に恵比寿様を触りながら、男性は左に三回、女性は右に三回まわす。
②祈祷箇所をハンカチで、それぞれの願いの言葉を念じながら三回なでる。
③恵比寿様をなでたハンカチは自宅に持ち帰り一日三回、なでた場所と同じ部位にあたる自分の身体をなでる。
家内安全や合格祈願は頭、子宝安産は腹、厄除けは肩、縁結びや恋愛成就は胸など、触る箇所によって祈願内容が変わっていますので確認してみてください!
※社務所にて千住印つきで白いオリジナルハンカチを初穂料200円で頒布しているとのこと。
狛犬
境内でわたしたちを出迎えてくれる狛犬は江戸末期(文政十三年五月)に、氏子有志によって献納されたものです。
注目すべきは「子を抱える」「子を護る」狛犬の姿で、ほかの狛犬ではなかなか見ることのできない珍しい姿をしています。
これは御祭神の御神徳、家内安全、商売繫盛、子孫繁栄(良縁)、無病息災(厄除)の御神徳が強かったことが理由の一つとされています。
千住富士
富士塚とは、江戸時代中期ごろに富士山を信仰とする人たちが造った人工の山や塚のことです。
当時、江戸を中心に多くの富士講が生まれ、各地に富士塚がつくられました。
そして宿場町として栄えた千住には、多くの富士講があり、活気溢れる土地柄もあり、当社にも富士塚がつくられ、富士信仰の文化が、脈々と受け継がれてきたのです。
千住神社の千住富士は七月一日のみ参拝が可能です。
末社
火伏せ三社、天満宮(御祭神 菅原道真)、稲荷神社(御祭神 宇迦之御魂命)の末社もあります。
千住神社のお祭りや御守り・御朱印について
千住神社では一年を通してさまざまなお祭りを行っております。
御朱印は「千住神社」と「恵比寿天」の2種類に加え、季節限定でオリジナルの御朱印もあります。
公式Instagramでは季節限定の御朱印やイベントの情報もUPしていますので、ぜひそちらもチェックしてみてください😊