敷金と礼金って何が違うの?敷金礼金0円物件の特徴や注意すべきポイントも解説!
2024年3月4日
こんにちは。足立区の不動産会社 株式会社ハウスセイラーズです😊
新生活に向けて、引っ越しを検討している人も多いのではないでしょうか。
今回は引っ越しする際の初期費用で必要になる「敷金」「礼金」をテーマにしています。
記事を読むことで、「敷金」と「礼金」の違いや「ゼロゼロ物件」について知り、皆さんの引っ越しのお役に立てればいいなと思っております!
敷金とは
敷金とは、貸主(大家さん)に預ける担保としてのお金のことです。
敷金はあくまでも「預けているお金」のため、借主(わたしたち)がお部屋を退去した後に、貸主(大家さん)から、借主の家賃滞納分や原状回復費用を差し引いた額が返還されます。
※ここでいう原状回復費用には、通常の生活で消耗した損傷は含まれません。
借主(わたしたち)が支払う原状回復費用にあたる例
⇒「借主の故意・過失や通常の使用方法に反する使用など、借主の責任によって生じた損耗やキズなど」「故障や不具合を放置したり、手入れを怠ったことが原因で、発生・拡大した損耗やキズなど」
・タバコのヤニによるクロスの汚れ
・飲み物等をこぼしたことによる床のシミ、カビ(手入れ不足等で生じたもの)(善管注意義務違反)
・飼育ペットによる柱等のキズや臭い(善管注意義務違反)
借主(わたしたち)が支払う原状回復費用にあたらない例
⇒「経年劣化」「通常損耗」
・クロスの変色(日照など自然現象によるもの)(通常損耗)
・設備機器の故障、使用不能(機器の耐用年数到来のもの)(経年劣化による自然損耗)
・家具の設置による床、カーペット等のへこみ、設置跡(通常損耗)
※詳しくは国土交通省による「原状回復を巡るトラブルとガイドライン」ほか、各自治体によるトラブルガイドライン(例:賃貸住宅トラブル防止ガイドライン|東京都住宅政策本部)を参考にしてください。
礼金とは
礼金とは、貸主(大家さん)にお部屋を借りるお礼として支払うお金のことです。
貸主(大家さん)の退去後の返還義務はないので、退去しても支払ったお金は戻ってきません。
敷金と礼金の相場
ここまで敷金と礼金の違いについて取り上げましたが、次に相場についてご説明します。
敷金と礼金の相場は全国でばらつきがありますが、目安はそれぞれ家賃の約1~2ヵ月分といわれています。
初期費用として入居前に支払う大切なお金となりますので、それぞれいくらかかるのか、必ずネットや販売図面を確認しましょう。
ゼロゼロ物件があるのはどうして?
ゼロゼロ物件とは、敷金と礼金が0円になる物件のことで、近年増えている物件です。
通常であれば、それぞれ家賃の1~2か月分かかるお金がかからないので、初期費用がグッと抑えられるのが特徴で、借主にとっては大きな魅力といえます。
では、どうしてゼロゼロ物件があるのでしょう。
理由は、貸主(大家さん)が長期間の空室を避けたいと考えているからです。
貸主(大家さん)にとって長期間の空室は、借主から家賃を回収することができず、大きな損失に繋がります。
そのような状況にならないため、はじめから敷金・礼金を0円に設定し、初期費用を抑えて借主が少しでも借りやすくしているのです。
ここまでの説明を読むと、わたしたちにとって良いことばかりのように思える「ゼロゼロ物件」ですが、注意するべき点もあります。
まず、家賃が相場より高い場合や設備が古い場合があるということです。
貸主(大家さん)がリスクをとっても敷金と礼金を0円にするということは、それだけ次の入居者が決まりにくい状況ということ。
もちろん、貸主(大家さん)によって事情はさまざまで、上記のような理由ではないことも大いにあり得ます。疑問に思ったときは、不動産会社の営業担当に確認してみるのがおすすめです。
また、敷金の代わりとして別途クリーニング費用がかかることもあります。
契約をする前に、しっかりと確認しましょう。
お部屋探しはハウスセイラーズにお任せください
いかがでしたでしょうか。
初めての引っ越しは、わからないことや不安になることがたくさんありますよね。
敷金や礼金のことをはじめ、契約する上でわからないことがあれば、信頼できる営業担当者に質問してみましょう。
株式会社ハウスセイラーズは1991年に足立区で創業した、地域密着の総合不動産会社です。
地域を知り尽くした営業担当者が、入居までしっかりとお部屋探しをお手伝いいたします。
足立区・北区をはじめとした城東エリアでお部屋をお探しの際は、お気軽にご相談ください。