今注目のインクルーシブ公園「新田さくら公園」に行ってみよう!
2023年11月6日
近年注目がたかまっている「インクルーシブ公園」をご存じですか?
インクルーシブ公園とは障がいがある子どもも、ない子どもも一緒に楽しく遊ぶことができる公園で年齢や性別、身体的能力などを問わないユニバーサルデザインの遊具や施設です。
転倒してもケガをしにくいクッション性に優れた地面や、車いすのまま利用や乗り移ることができる遊具などが整備され、子どもを安心して遊ばせることができるこれからの公園の形として、今注目を集めています。
今回は足立区内のインクルーシブ施設のある公園をご紹介します!
1.新田さくら公園
園内には、遊具の一部が段差のないスロープ状になっていて車いすでも遊べる大型の複合遊具があります。
大型遊具にはあちこちに子どもたちが楽しめる仕かけが!子どもたちの柔軟な想像力で遊び方は無限大です!
クライミングウォール、滑り台、リング状のトンネル、うんていなどルートは自由自在。遊具の下をくぐり抜けて、鬼ごっこやかくれんぼ、秘密基地ごっこにもぴったり。
絵合わせパズルや音の鳴る鍵盤などいろいろな遊びができます。
区内一位の長さを誇る全長約21メートルのローラーすべり台は大人気!隅田川の土手から公園への勾配を利用しており大人がつきそって滑りおりることができます。
柵に覆われた半円状の砂場もは午前中はしっかり木陰に入るので陽ざしを気にせず安心して遊べます。
ほかにも恐竜を模したジャングルジムのような遊具や3~6歳のお子様向けの小さな滑り台もあります。
また区内最大級の約1万6,000平方メートルの芝生広場があり、のびのびと自由に遊べる開放感な空間です。
小さなお子さまとのボール遊びやご家族でのピクニックにもぴったり。ペットの立ち入りを禁止しているので小さなお子さまも安心です。
ふれあい広場は近隣の新田学園の団体利用がないときに使うことができる球技OKのエリアで利用時間は9:00~17:30となります。
夏期には「じゃぶじゃぶ池」が人気!オムツの取れた就学前のお子様が、水着を着て水遊びできます。水深はくるぶし程度と浅め。
園の北西側の入り口には車いすや子どもの低い目線でも楽しめるスロープ状の通路沿いに約1700株、約640平方メートルの広さのバラ花壇があり、春と秋に見頃を迎えるバラは斜面一面を彩り、香りも楽しめます。
公園の南側は隅田川にめんしており川辺のテラスへ下りられます。広々とした公園と川沿いの開放的な空間が晴れた日にはお子さまの外遊びにぴったり!
園内にはバリアフリーに対応したトイレや駐車場も整備されています。
2.総合スポーツセンター公園
①アジア圏初のスペシャルクライフコート
パラスポーツに挑戦できる、「スペシャルクライフコート」が総合スポーツセンターに整備されました。
▷POINT
・バリアフリー対応で誰もが気軽に利用可能です。
・使用料が無料で、パラスポーツ用具などの貸出物品も充実!
・体験教室などのイベントも開催しています。
利用方法など詳細は足立区のホームページをご確認ください。
総合スポーツセンタースペシャルクライフコート利用案内(令和5年度開催イベント情報)|足立区 (city.adachi.tokyo.jp)
※スペシャルクライフコートとはオランダの元サッカー選手ヨハン・クライフ氏が設立した「ヨハン・クライフ財団」が世界各国に設置しているクライフコート。このうち、障がいのある方もスポーツを楽しめるよう設計されたのがスペシャルクライフコートです。
②令和6年2月誕生!ハッピーひろば
現在、総合スポーツセンター公園の遊具広場に、インクルーシブ遊具を整備しており、令和6年2月に完成予定です。
広場の名称は区民から募集し「ハッピーひろば」に決定しました。
車いすのまま介助者と一緒にスロープをのぼりおりできる複合遊具や筋力が弱い子も背もたれに寄りかかって座れるブランコ、車いすに乗ったまま遊びやすい高さで、鉄琴や色遊びを通して音や色を学べるパネル遊具のほか芝生のくつろぎの場所を備えた公園が誕生しますので、楽しみに待ちたいです!
出典:総合スポーツセンター公園(ハッピーひろば)|足立区 (city.adachi.tokyo.jp)
所在地 | 足立区東保木間二丁目27番1号 |
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アクセス | 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「竹ノ塚駅」東口より ・東武バス(竹17)六町駅行「足立総合スポーツセンター」下車徒歩1分 東京メトロ「綾瀬駅」より ・東武バス(綾22)第五都営住宅行または(綾24)竹の塚駅東口行「東保木間」下車徒歩3分 つくばエクスプレス「六町駅」より ・東武バス(綾24)竹の塚駅東口行「東保木間」下車徒歩3分 ・東武バス(竹17)竹の塚駅東口行「足立総合スポーツセンター」下車徒歩1分 |
休館日 | 第2月曜(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日から1月3日) |
開館時間 | 9時から21時(21時から翌朝8時まではボールの使用禁止) |
駐車場 | 駐車場147台【地下97台(障がい者スペース2台)・地上50台(障がい者スペース2台)】 ※有料(30分につき100円・上限額1,000円) |
出典:インクルーシブ施設のある公園の紹介|足立区 (city.adachi.tokyo.jp)
ますます注目をあびるインクルーシブ公園は全国で整備が進んでいます。
子どもたちが成長過程でインクルーシブ公園で障がいの有無にかかわらずお互いに自然とふれ合えれば立場や違いを認めあえるあたりまえの世界が広がるのでは?
これから外遊びが気持ちよくなるシーズン!ぜひお子さまと訪れてみてはいかがですか?
参考記事:【保存版】最近、増えている「インクルーシブ公園」とは? みんなが楽しい東京都内の公園6選 (aruhi-corp.co.jp)
参考記事:インクルーシブ公園とは?工夫満載の遊具が楽しい!障がいを問わず一緒に遊び成長! | るるぶKids (rurubu.jp)
参考記事:「小さいうちからこういう子が地域にいることを知ってほしい」――障がいのある子も安心して遊べる「インクルーシブ公園」の意義と、保護者の思い #こどもをまもる(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)